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2013年06月14日

こどもの本WAVEのつどい(かこがわ2013)のお知らせ

こどもの本WAVEがやってきます!!

こどもの本WAVEのつどい(かこがわ2013)

日 時:8月4日(日)、5日(月) 受付開始10:30〜
主 催:こどもの本WAVE
後 援:加古川総合文化センター 指定管理者(株)小学館集英社プロダクション・神姫バスグループ

会 場:加古川総合文化センター
〒675-0101 兵庫県加古川市平岡町新在家1224-7
TEL:079-425-5300(代表) 
http://www.kakogawa-bunka.jp/

参加費:無料 各回50人
参加対象:お話を静かに聞けるお子様〜大人の方

8月4日(日)

10:40〜12:10 A-@ 講演会「世界を旅して作った絵本」
講師:市川里美(絵本作家)
13:30〜15:30 A-A ワークショップ「お人形の絵を描こう」
講師:市川里美

8月5日(月)

10:40〜12:10 B-@ 講演会「写真で見る世界の絵本作家の素顔」
講師:穂積保
13:30〜15:30 B-A 講演会「こどもの本を翻訳すること」
講師:二宮由紀子(童話作家・翻訳家)

※参加には事前申込が必要です。 申込方法→ こどもの本WAVE事務局までハガキ、Fax、E-mailでお申込ください。
 申込の際には参加者のお名前、人数、住所、電話番号、参加を希望されるイベント(複数可)をご記入ください。
※両日共午後の部終了後、講師への質疑応答とサイン会を行います。
※イベントの内容などは変更になる場合がありますので、予めご了承ください。

詳しくはチラシをご覧ください。

WAVEかこがわ_表面.pdf

WAVEかこがわ_裏面.pdf

お申込先:こどもの本WAVE
〒359-1132 埼玉県所沢市松が丘2丁目44-2
Fax:04-2939-2510
E-mail:home@kodomonohonwave.com

FAXでのお申込にはこちらの用紙が便利です。
WAVE申込FAXフォーム.doc
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2013年04月16日

WAVE in たじみ2013のお知らせ

WAVE in たじみ2013のお知らせ

2013年4月20日(土)に、岐阜・こども陶器博物館にて、WAVEが開催されます。
絵本作家のスズキコージ先生と大畑いくの先生によるワークショップが開かれます。

会場:こども陶器博物館
〒507-0071 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6-67
Tel: 0572-27-8038
http://museum.kanesho.co.jp/
多治見I.Cより車で5分、多治見駅よりバスで10分、徒歩5分

13:00〜(開場12:30)
ワークショップ 「スズキコージさん、大畑いくのさんとお皿に絵を描こう!」

会場:こども陶器博物館 工作室(B1)
定員 30名(先着順)
講師:スズキコージ、大畑いくの

※出来上がった陶器は焼成した後にお引取りか、郵送いたします。
 焼き上がりまで数週間から一ヶ月ほどかかります。
※イベント終了後にはサイン会を予定しております。
 当日会場で著書の販売もいたします。
※大変申し訳ありませんが、現在申し込み受付を終了させていただいております。
 イベント終了後のサイン会にいらしてください。15時〜16時頃を予定しております。

詳しくはチラシをご覧下さい。
wave_in_tajimi2013.pdf

皆さまのご来場をお待ちしております!
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2012年11月06日

WAVE in ちよだ2012 レポート

11月3日(土)、4日(日)に、千代田区立千代田図書館で「WAVE in ちよだ2012」が開催されました。編集者として、作家として、画家として、こどもの本に関わってきた講師の皆さまから、様々な角度から見た「こどもの本」についてのお話をしていただくことができました。


3日の午前中はこどもの本WAVE代表、穂積保さんによる講演「写真でみる世界の絵本作家の素顔」がおこなわれました。
今回は「アメリカ・ヨーロッパ篇」ということで、児童書専門の出版社で勤務されていた穂積さんと、各国の絵本作家たちとの交流の様子を、長年撮りためてきた貴重な写真とともに紹介していただきました。
デンマークの国民的な絵本作家であるイブ・スパング・オルセンやエゴン・マチーセン、バーナデット・ワッツ、リスベート・ツヴェルガー、ディック・ブルーナ、ブルーノ・ムナリ、モーリス・センダック、ピーター・スピアなど、日本でも人気のある絵本作家たちにまつわる思い出が紹介されました。

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3日の午後には、新進絵本作家 齋藤槙さんによるワークショップ「天然絵具で絵巻物を作ろう」がおこなわれました。
普段見ることのない日本画の絵具をニカワでかき混ぜる作業では、会場のこどもたちから歓声が上がっていました。絵本とは一味違った「絵巻物」を作ることで、来場者の皆さんにとって「お話作り」がより身近なものになったのではないでしょうか。
最後は作品と一緒に記念撮影をしました。

DSC06976.JPG


4日の午前は『魔女の宅急便』シリーズで知られる児童文学作家 角野栄子さんによる講演「おはなしがうまれるとき」がおこなわれました。
ブラジルで暮していたころの思い出を書いたことが作家としてのスタートだったという角野さんが、その後ファンタジーを書くようになったきっかけや、さまざまな物語が生まれたきっかけなど、興味深いお話を沢山してくださり、ご来場の皆さんも熱心に聴き入っていました。

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4日の午後は『あらしのよるに』など、どうぶつを描いた絵本で知られる、あべ弘士さんによるお話とワークショップが開かれました。
長年飼育係として勤務されていた北海道の旭山動物園のどうぶつたちのお話や、どうぶつの顔を描くワークショップなど、ご来場の皆さんと一緒に、面白くてためになる楽しい時間をすごすことができました。最近取材に行かれたという、北極圏のシロクマの写真や絵本のラフスケッチなども紹介していただきました。

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2012年10月09日

WAVE in ちよだ2012のお知らせ

2012年11月3日(土)、4日(日)に、東京・千代田区立千代田図書館にて、WAVEが開催されます。
童話作家の角野栄子先生とWAVE代表穂積保による講演会、絵本作家のあべ弘士先生と齋藤槙先生によるワークショップが開かれます。

会場:千代田区立千代田図書館
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1 千代田区役所9・10F
Tel: 03-5211-4289, 4290
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/
東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下」駅下車 徒歩5分


11月3日(土)
第一部 10:30〜12:00(開場10:00)
講演 「写真で見る絵本作家の素顔」

会場:千代田図書館(千代田区役所9F)
席数 50席(当日先着順・立ち見可)
講師:穂積保(こどもの本WAVE代表)

第二部 14:00〜15:30(受付開始13:45)
ワークショップ 「天然絵具で絵巻物を作ろう」

会場:区民ホール(千代田区役所1F)
定員:25名(事前申込・先着順)。小学生以上対象、小3までは保護者同伴。
講師:齋藤槙(絵本作家)

11月4日(日)
第三部 10:30〜12:00(開場10:00)
講演 「おはなしがうまれるとき」

会場:千代田図書館(千代田区役所9F)
席数 50席(当日先着順・立ち見可)
講師:角野栄子(童話作家)

第四部 15:00〜16:30(受付開始14:45)
お話とワークショップ 「アフリカのどうぶつ」

会場:区民ホール(千代田区役所1F)
定員:小学生親子25組(事前申込・先着順)
講師:あべ弘士(絵本作家)

※第二部〜第四部のイベント終了後にはサイン会を予定しております。
当日会場で著書の販売もいたします。

※ワークショップは事前申込が必要です。
千代田区内在住及び在学している方は10月15日(月)10:00から、
その他の方は10月17日(水)10:00から電話受付を開始いたします。
お問合せ先:千代田図書館10Fカウンター Tel:03-5211-4289または4290
受付時間:平日10:00〜18:00

詳しくはチラシをご覧下さい。
wave_in_chiyoda2012.pdf

皆さまのご来場をお待ちしております!
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2012年08月27日

WAVE in ふじえだ2012 レポート

WAVE会員の落合直也さん(BL出版 代表取締役社長)による、WAVE in ふじえだ2012のレポートです。

こちらをダウンロードしてご覧ください。

WAVEin ふじえだ.doc

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WAVE in たじみ2012 レポート

WAVE会員の齋藤槙さん(絵本作家)による、「WAVE in たじみ2012」のレポートです。

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2012年07月24日

「WAVE in ふじえだ2012」開催のお知らせ

fujieda2012.pdf

内容や申込方法の詳細については、上記リンクからチラシをダウンロードしてご覧下さい。

■WAVEが2012年夏、静岡県藤枝市にやってきます!!

絵本作家の市川里美さんをお迎えして、スペシャル対談とワークショップが開かれます。
各イベント終了後は書籍をご購入いただいた方を対象にサイン会も開かれます。
皆さまお誘いあわせの上、是非ご来場下さい!

「第一日目 2012年8月4日(土) 12:30〜 受付」

13:00〜 市川里美さんとこどもの本WAVE代表・穂積保によるスペシャル対談
 絵本の誕生秘話や世界の国々を旅した貴重な経験を楽しく語ります!
 定員:90名

「第二日目 2012年8月5日(日) 10:00〜 受付」

10:30〜 ワークショップ「市川先生と人形の絵を描こう」
 市川さんと一緒に物語の世界に登場する人形たちを描こう!
 定員:30名

【参加費】無料(同時開催中の市川里美絵本原画展の入場券が必要です。大人500円、中学生以下無料)
【対象】お話を静かに聞けるお子様、大人の方

※都合により内容等が変更になることがありますので、予めご了承ください。

【会場】藤枝市郷土博物館・文学館
 静岡県藤枝市若王子500
 http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse_index.html

【お申し込み方法】
参加ご希望の方は、会場へ直接、E-mail、FAX、電話などでお申込ください。
応募の際には参加者のお名前、人数、住所、電話番号、参加を希望されるイベント(複数可)をお知らせください。

【お申し込み先】
藤枝市郷土博物館・文学館 
 Tel:054-645-1100 Fax:054-644-8514
 E-mail:muse@city.fujieda.shizuoka.jp

【申込締切】 定員になり次第締め切らせていただきます。
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「WAVE in たじみ2012」開催のお知らせ

tajimi2012.pdf

内容や申込方法の詳細については、上記リンクからチラシをダウンロードしてご覧下さい。

■WAVEが2012年夏、岐阜県多治見市にやってきます!!
『わたしのワンピース』の西巻茅子さんと、『ぼくは王さま』シリーズさし絵の和歌山静子さんを
お迎えして、スペシャル対談とワークショップが開かれます。
各イベント終了後は書籍をご購入いただいた方を対象にサイン会も開かれます。皆さまお誘いあわせの上、是非ご来場下さい!


【日時】2012年7月28日(土) 12:30〜 受付

13:00〜 開会のあいさつ(こどもの本WAVE代表 穂積保)
13:10〜 西巻茅子さん、和歌山静子さんによるスペシャル対談(司会:穂積保)
 定員:80名
15:00〜 ワークショップ「西巻先生、和歌山先生とお皿に絵を描こう!」
 定員:30名

【参加費】無料。但し同時開催中の西巻茅子・和歌山静子絵本原画展の入場券が必要です。大人(中学生以上)500円、小学生以下無料。
【対象】お話を静かに聞けるお子様〜大人の方)

※都合により内容等が変更になることがありますので、予めご了承ください。

会場:こども陶器博物館
 岐阜県多治見市旭ケ丘10-6-67
 http://www.kanesho.co.jp/

【お申し込み方法】

参加ご希望の方は、会場へ直接、E-mail、FAX、電話などでお申込ください。
応募の際には参加者のお名前、人数、住所、電話番号、参加を希望されるイベント(複数可)をお知らせください。

【お申し込み先】

こども陶器博物館 
 Tel:0572-27-8038 Fax:0572-27-8039
 E-mail:kidsland@kanesho.co.jp

【申込締切】 定員になり次第締め切らせていただきます。
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2012年02月20日

「WAVE in おおむら2012」開催のお知らせ

WAVE_in_omura2012.pdf

wave_in_omura2012(back).pdf

内容や申込方法の詳細については、上記リンクからチラシをダウンロードしてご覧下さい。

■WAVEが2012年春、長崎県大村市にやってきます!!
「かいけつゾロリ」シリーズの原ゆたか先生・原京子先生と、編集者の小野明さんを
お迎えして、ワークショップと講演会が開かれます。
ワークショップ後にはサイン会も開かれます。皆さまお誘いあわせの上、是非ご来場下さい!


「第一日目 2012年3月24日(土) 9:30〜 受付」

第一部[WAVE1-A]
10:10〜12:10 ワークショップ1「かいけつゾロリを描こう!」
講師:原ゆたか、原京子夫妻(絵本作家、児童書作家)
定員:50名(対象:4才〜小学3年生)

第二部[WAVE1-B]
13:20〜13:50 「絵本の読み聞かせ」
読み手:WAVEおおむら会員
定員:50名(幼児を含むこども)

第三部[WAVE1-C]
14:00〜16:00 ワークショップ2「かいけつゾロリを描こう!」
講師:原ゆたか、原京子夫妻(絵本作家、児童書作家)
定員:50名(対象:4才〜小学3年生)

「第二日目 2012年3月25日(日) 9:30〜 受付」

第一部[WAVE2-A]
10:10〜11:40 講演「大村ゆかりの絵本作家・太田大八とその作品」
講師:小野明(編集者・装幀家)
定員:200名

第二部[WAVE2-B]
13:00〜14:30 対談「かいけつゾロリと私たちの考えるこどもの本とは」
講師:原ゆたか、原京子夫妻(絵本作家、児童書作家)
司会進行:穂積保(こどもの本WAVE代表)
定員:200名(対象:小学4年生〜大人)

※都合により内容等が変更になることがありますので、予めご了承ください。

会場:大村市コミュニティーセンター
長崎県大村市幸町25-33
http://www.city.omura.nagasaki.jp/comicen/index.htm

【イベント内容についてのお問い合わせ】
こどもの本WAVE 大村支部 (鹿取久美子方)
Tel&Fax:0957-55-4413(9:00〜18:00)


【お申し込み方法】(1枚のハガキで1日分のイベント応募が可能)

参加ご希望の方は、必ず「往復はがき」に参加者のお名前(2名まで、保護者含めず)、
住所、電話番号、ご希望の日にち(24日か25日どちらか)とイベント番号(複数可)、
サイン会希望の有無、「原ゆたかさんへのご質問」を一つ、返信はがき部分には
返信先の住所氏名をご記入の上、下記までお送りください。

〒359-1132 埼玉県所沢市松が丘2-44-2
こどもの本WAVE 「WAVE in おおむら2012」係

【申込締切】 3月8日(木)、当日消印有効
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2011年08月26日

WAVE in たじみ2011会場風景

2011年8月6日(土)7日(日)におこなわれた、WAVE in たじみ2011の会場風景です。

岐阜県多治見市 こども陶器博物館にて

出演者:角野栄子先生(児童文学者)、市川里美先生(絵本作家)、こみねゆら先生(絵本作家)、黒川みつひろ先生(絵本作家)
司会:穂積保(こどもの本WAVE代表)

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1日目の最初のイベントは、「魔女の宅急便」で世界的に知られる角野栄子先生による講演でした。ブラジルに移住されていたころの思い出や、市川里美先生との絵本作りについてお話をしていただきました。

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2つ目のイベントは、パリ在住の市川里美先生と、パリに留学されていたことがある、こみねゆら先生に、パリでの思い出や、絵本の創作などについてお話をしていただきました。
進行役は、WAVE代表穂積保が務めました。

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2日目の最初のイベントは、角野先生、市川先生、こみね先生、黒川先生が、来場者の皆さんと一緒に陶器の絵付けを楽しまれました。絵本とはまた違った創作の世界を、先生方も楽しまれていました。


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最後のイベントは、黒川みつひろ先生による、恐竜の絵を描くワークショップでした。
古生物学に造詣が深い黒川先生のワークショップを、大人もこどもも一緒になって楽しまれていました。
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WAVE in びわこ2011会場風景

2011年7月30日(土)におこなわれた、WAVE in びわこ2011の会場風景です。

2011年7月30日(土)
滋賀県立近代美術館 講堂にて
午前 「五味さんの絵本を語る」 小野明先生(フリー編集者)
午後 「絵本の時間」 五味太郎先生(絵本作家)

司会:穂積保(こどもの本WAVE代表)

滋賀県立近代美術館で、絵本作家の五味太郎先生と、五味先生と親交の深い小野明先生をお招きして、五味太郎さんの作品や絵本のことなど、縦横無尽にお話をしていただきました。

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WAVE in こおりやま2011会場風景

2011年7月24日(日)におこなわれた、WAVE in こおりやま2011のリポートです。

2011年7月24日(日)
こおりやま子ども総合支援センターにて
「優しく創った絵本たち」

出演者:市川里美先生(絵本作家)
司会:穂積保(こどもの本WAVE代表)

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福島県郡山市の「こおりやま子ども総合支援センター(ニコニコ子どもセンター)」で、市川里美先生の講演会が開かれました。開会のご挨拶を、こおりやま文学の森資料館の館長様からいただきました。


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WAVE代表の穂積保が進行役として市川里美先生に、40年前にフランスへ渡られたときのいきさつやパリでの生活、そして世界各地での取材旅行などについてお話をしていただきました。
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2011年06月30日

こころ育む絵本フォーラム in 大村 リポート


2010年11月23日に、長崎県大村市の郡(こおり)コミュニティセンターで、「こころ育む絵本フォーラム in 大村 太田大八先生をかこんで」が開催され、絵本の読み聞かせと太田先生のトークショーがおこなわれました。
太田先生のトークショーは、九州龍谷短期大学教授の二羽史裕さんが聞き手となって進められました。お話いただいた内容の、一部分をご紹介します。

太田大八
大村で久しぶりにお話ができることを、すごくうれしく思っています。
大村は私の子どもの頃の思い出が多いふるさとです。大好きな町で、大村の方々に会ってお話ができることは大変ありがたいと、感謝しております。

二羽史裕
これは今こそ必要なような気がするんですが、「ちょっかんか(直感科)」の話をしていただけませんか。

太田
大村の小学校の頃にね、先生がね、あちこちつれてくわけ。それで今日見たものを、何を感じたかを、レポートみたいに書いて出すんです。ぼくは田圃の横の小川をずっと歩いて、フナが5、6匹が泳いでいたことを、家族連れで一緒に泳いでるなと思って、その通りにレポートに書いて出した。
今でもよくその風景を思い出すんだけど、あの先生はあちこちつれてって、何もいわないで、今日何を見て、何を感じたかを、そういうことを答案として出させるんだよね。これが「ちょっかんか」っていう授業。あれはすばらしい、いい授業だなと、今は思いますね。

小学生からの質問
どんな遊びが好きですか?

二羽
今じゃなくてこどもの頃ですよ(笑)

太田
あのときは、かくれんぼとか、あとはなんだろうねえ。
昔はわらじを履いて、わらの感触がものすごくよくて、周りを走り回ったりして、楽しかったですね。
こどものうちから絵本みたいなものを見せると、感性に入りやすいこどもの頃の思い出というのは一生忘れないように心の中に入り込む。一番大事な時期に絵本を見せると、その人の人間形成の大本のいい材料になる。
絵本には絵と文というものがあって、絵は色彩と形、文は音声と感性。その二つがそれぞれ人間形成の力になる。それをこどものために作りたいということで、今も一生懸命やっています。
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2011年06月17日

(訂正)WAVE in たじみ2011のお知らせ

■こども陶器博物館(岐阜県多治見市)にて「WAVE in たじみ2011」が開催されます!

WAVEが2011年夏、たじみにやってきます!!
皆さまふるってご参加下さい!! まだ残席がありますので、当日まで募集を延長いたします。会場へ直接電話にてお申し込み下さい。

第一日目 2011年8月6日(土) 13:00〜 受付
第一部[WAVE1-A] 
 13:30〜14:30 講演「市川さんと一緒に創った絵本」
 出演:角野栄子(児童文学者)
第二部[WAVE1-B]
 15:00〜16:30 対談「優しく創った絵本たち」
 出演:市川里美(絵本作家)、穂積保(こどもの本WAVE代表)
 ゲスト:こみねゆら(絵本作家)

第二日目 2011年8月7日(日) 10:00〜 受付
第一部[WAVE2-A]
 10:15〜12:00 ワークショップ「絵本の世界を陶器に描こう!」
 講師:角野栄子、市川里美、こみねゆら、黒川みつひろ
※出来上がった陶器は焼成した後にお引取りか郵送いたします。
 焼き上がりまで数週間から一ヶ月ほどかかります。
第二部[WAVE2-B]
 13:30〜15:30 ワークショップ「恐竜の絵を描こう!」
 講師:黒川みつひろ(絵本作家)


会場:こども陶器博物館
〒507-0071 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6-67 美濃焼卸センター内 Tel:0572-27-8038

●定員:8月6日(土)各イベント80名、8月7日(日)各ワークショップ 30名
●参加費:無料
●参加対象:小学生以上の方(乳幼児の同伴はできません)

【お申し込み方法】

参加希望の方は会場へ直接お電話下さい。
代表者のお名前、人数(4名様まで)、住所、電話番号、ご希望の日にち(6日か7日どちらか)とイベント番号をおっしゃっていただけますよう、お願いいたします。

こども陶器博物館「WAVE in たじみ2011」係
Tel:0572-27-8038

※都合により内容等が変更になることがありますので、予めご了承ください。
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WAVE in こおりやま2011のお知らせ

■福島県郡山市こども総合支援センターにて「WAVE in こおりやま2011」が開催されます!

WAVEが2011年夏、こおりやまにやってきます!!
皆さまふるってご参加下さい!!

◎2011年7月24日(日) 13:00〜 受付(事前申込制)
 13:30〜15:00 対談「優しく創った絵本たち」
 出演:市川里美(絵本作家)、穂積保(こどもの本WAVE代表)

会場:郡山市こども総合支援センター(ニコニコこども館)
〒963-8025 福島県郡山市桑野1-2-3 Tel:024-924-2525
郡山駅よりバスで約15分、「郡山市役所」下車。※駐車場あり。100台収容。

●定員:90名
●参加費:無料
●参加対象:小学生以上の方(託児施設あり。詳細は会場へお問合せ下さい)

【お申し込み方法】

下記宛先に代表者のお名前、人数(4名様まで)、住所、電話番号を明記の上、往復ハガキでお申込下さい。
申込締切後にハガキにて当選のご連絡をいたします。

〒963-8016 福島県郡山市豊田町3-5 こおりやま文学の森資料館
「WAVE in こおりやま2011」係
申込締切:7月17日(日)必着

※申込多数の場合は抽選をおこないます。
※都合により内容等が変更になることがありますので、予めご了承ください。
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2011年05月19日

■WAVE in びわこ2011のお知らせ

■WAVE in びわこ2011

2011年7月9日(土)から9月11日(日)にかけて滋賀県立近代美術館で開催される五味太郎作品展 [絵本の時間] に合わせて、WAVEが2011年夏びわ湖にやってきます!
絵本作家の五味太郎先生と、フリー編集者の小野明さんをお招きして、五味先生の作品の魅力と絵本について、たっぷり語っていただきます!

7月30日(土)

午前の部:10時〜11時30分 ※当日受付・先着潤
【講演】「五味さんの作品を語る」 小野明(フリー編集者)

午後の部:13時30分〜15時 ※事前申込制
【講演】「絵本の時間」 五味太郎
会場:滋賀県立近代美術館 講堂

主催:こどもの本WAVE(子どもゆめ基金助成活動)
後援:滋賀県立近代美術館
参加費:無料
参加対象:小学生以上の方(乳幼児の同伴はできません)
定員:190名

午後の部参加希望の方は、往復ハガキに代表者のお名前・人数・住所・電話番号を記入のうえ、下記のお申込先へお送り下さい。
※1枚のハガキで4名様までお申し込みいただけます。
※申込多数の場合は抽選をおこないます。
申込締切:7月10日(日)必着

申込・お問い合わせ先:
滋賀県立近代美術館「WAVE in びわこ2011係」
〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1(文化ゾーン内)
Tel. 077-543-2111
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2011年02月24日

WAVE in ながさき リポート

2010年11月21日(日)におこなわれた、WAVE in ながさきのリポートです。

2010年11月21日(日)
長崎県美術館にて
「日本の絵本・戦後60年の歩み(パート3)」

出演者:太田大八先生、和歌山静子先生、田島征彦先生、田島征三先生
司会:穂積保(こどもの本WAVE代表)

司会・穂積
それでは本題の方に入りたいと思います。まず太田先生からお話をいただきたいのですが、1979年に福音館から出版されました『だいちゃんとうみ』は、今回全点の原画が出ることになりました。大村におられたときの思い出をもとに描かれた作品だと聞いているのですが、本の誕生のエピソードなどはありますか?

太田大八
あれはね、小さい頃僕が大村にいて、川棚ってところに太田の本家があったの。そこにこうちゃんっていう息子がいて遊びにいって、一緒に釣りをした話だよね。5、6人いた人たちが今はたった一人だけ残っていて、歳月がたつのは早いものだと思います。こうちゃんと二人で大村湾で釣りをして、朝から夕方まで、みな(巻貝)をとって遊んだり、そういう一日を描いたものです。

穂積
これはたしか「こどものとも」で出たものですよね。単行本ではなくて、月刊誌で最初に出たと記憶しているんですが、本が出た当時はどんなことがありましたか?

太田
92にもなったんで、なかなか思い出せないね(笑)。

穂積
思い出したらお願いします(笑)。今日は和歌山さんにおいでいただいておりますが、戦後60年のあゆみということで、ご覧のように沢山本を持ってきていただいてます。和歌山さんにお話をお願いすると90分全部使ってしまうかも知れないんですが(笑)、征彦さんと征三さんは午後にもお話をしていただきますし、今日持ってこられた本には一冊一冊ちゃんと理由があると思いますので、ぜひお話をお願いしたいと思います。

和歌山静子
ここへくるまでどういうお話の流れになるかわからなかったんですが、とりあえず、太田さんとの関わりはもう45年くらいになります。ここに持ってきた本の半分以上は韓国や中国の本もあるんですが、それは一番最後に太田さんとの関わりの中でお話したいと思います。

今『だいちゃんとうみ』のお話がありましたけれど、私もあの本は大好きで、あそこで何が素晴らしいかっていうと、水の中にうつった足が、決して写実的ではないんですね。太田さんは図案科のご出身ですが、デザイナーらしい感覚で描かれていて、もう1ページ、水の中にもぐっていく女の子のページがあるんですが、よく描けているな、私にはとても描けないっていう感じで、大好きな本なんですね。朝から夕方までの漁村の家族の風景がよく描かれていて。

それから『やまなしもぎ』の模写が会場にありますけど、逗子でワークショップをしたときに私も模写をしたんですね。模写してみたら、太田さんって何て絵のうまい人なんだろうって。鳩がいるんですけど、目が描かれていないんですね。目を入れちゃいけないんです。目を入れると鳩の全体の雰囲気がくずれちゃう。太田さんの絵には、描いてはいけないものがきちんと省略されているんだなって。5時間くらい話してしまいそうなので、この辺でやめますね(笑)。

穂積
日本の作家の皆さんの絵本もお持ちになっていると聞いたんですが。

和歌山
今日は田島さんもいらしてますけど、『ふるやのもり』は1965年、私と田島さんご兄弟は同い年だから25歳の時ですよね。私は武蔵野美術学校で、彼は多摩美術大学です。当時から「多摩美に田島征三あり」って名前がとどろいていて、芸術祭を見に行きました。当時から汚い絵で何だろうこれって(笑)。ベニヤとか段ボールの上にわーっと描かれていて、強烈な印象を受けました。私はまだ寺村さんとも出会っていなくて絵本の世界に入るとは思っていなかったんだけど、あの田島さんのデビュー作ということで、この本は当時から持っていました。

それから長新太さん。太田さんとはとても仲がよくて。太田さんはすごい人で、若い人が個展を開くと必ず行くんですよ。そうすると長さんも誘って見に来てくれる。私は寺村さんのお陰でこの世界に入りましたけど、太田さんと長さんが個展に来てくれるっていうのは、とってもうれしいことだったんです。太田さんの優しさがすごくわかるんですね。

寺村さんの『おしゃべりなたまごやき』は、長さんが最初に絵を描かれて、次が和田誠さんで有名な方が次々に描かれていて、私が描いていいのかしらと思いながら描きましたけれど、長さんの王さまは本来の王さまらしくて大好きな本なんです。太田さんの優しさは色んな本に、『かさ』なんかによくあらわれているんじゃないかな、と思います。長くなるのでこの辺にします(笑)。

穂積
『かさ』は今回の展覧会にも出ています。静かな中で親子の会話が、文字はないけれど伝わってくる名作です。僕は今、『ふるやのもり』当時の、皆さんが25歳だったときを想像しながら聞いていました(笑)。当時僕は高校生くらいでした。大学に入ってスズキコージさんと出会うまでは絵本を知らなかった。たまたま福音館に就職して絵本と関わりができました。田島さんに、是非当時の絵本についてお願いします。

田島征三
『ふるやのもり』が出たのは1965年9月号なんですね。だから僕は24歳です(笑)。描いていたのは1964年。この本が出たことで長さんと赤羽末吉さんからお手紙をいただきまして、是非お会いしたいっていうのでお邪魔しました。そしたら瀬川康男さんが乱入してきて、この泥絵具の溶き方は間違っているって(笑)。

この本のおかげで大先輩と知り合うことができて、その直後に大八さんと会ったんですね。そのときは映画で勝手に僕の絵をパンフレットに使われたことがあった。著作権のことが全然わからなくて、太田大八さんに聞けばいいって言われてお会いしたんですね。そしたら酒のことなんか一言もしゃべってないのに、まずは飲みに行こうって新宿の二丁目に直行して(笑)、長新太さんもいらっしゃって。そのときの感じがはじめて体験する感じで、僕は酒を飲むとおかしな話をしたり、征彦もそうですけど。

田島征彦
お前だけやろ(笑)。

征三
ところが長さんと太田さんが飲んでいる姿は上品で静かで大人の雰囲気なんですね。ああいう風にならなきゃと思って真似したんだけどうまく行かなかった(笑)。その後、その席上で伊豆の話が出るんですね。下田のスナックのおばあちゃんは元気かな、とかって。話は静かなんだけど内容はラディカルなんですよね。あのおばあちゃん、カウンターを飛び越えてきたよね、とか。あと、三木のり子さんと渥美清子さんは元気かなって、その後実際に行ったら三木のり平と渥美清にそっくりなママがいて。そんな話を上品に話している(笑)。

僕はその頃『ちからたろう』を出して、沢山仕事が来るようになったけど、民話の絵本を作る仕事があって。最初は分からないから喜んでやりますって言ったんだけどつまらなくて、ほっといたら催促がきて。一年くらいたって、どうしよう、そうだ、文士が伊豆の温泉で小説を書いたみたいにすれば描けるかなって。原稿料は安いんだけど大赤字覚悟で伊豆へ行こうって思って。太田さんにいい宿がないか、電話で相談したんですね。

そしたら一時間後くらいに僕の家に大八さんがあらわれて(笑)。車に乗り込んだら長さんの家の前について。長さんの奥さんが「あなたたち、仕事が済んで伊豆に行くか、伊豆で遊んでから仕事するかどっちかにしなさい」って言われて。途中から東君平くんが加わって、楽しい旅でした。そのとき太田大八さんの性質というか、素性というかが分かったんだけど、上品な会話だけではなくて、いい加減だっていうこと(笑)。

僕らの本は『激しく創った!!』ってタイトルだけど太田さんは『楽しく創った!!』。本当に遊んでいるのか描いているのか、鼻歌歌いながら描いているんですね。「釣りに行こうか」とか言いながら。でも一番先に仕事は仕上がっているんですね。
その頃、和歌山静子さんを長さんに紹介したりしました。こういう話は前置きで、ちゃんとした話をしようと思ったんだけど、どうしようかな(笑)。

穂積
「いいかげんな大八さん」ということで、このエピソードは紙とエンピツにも書いてあります。でも原稿の締め切りはきちんと守る。魚釣りが大好きで、征彦さんと一緒にヨーロッパでも魚釣りに行ったり。でもあんまり釣れてるのを見たことがないですね。それも太田さんの優しさでしょうか(笑)。えさをつけていないのかも知れません。田島さんご兄弟と先生の付き合いはとても深くて長いのですが、征彦さんからも、太田先生との出会いや作品についてエピソードをお願いします。

征彦
20年先輩の太田さんにどれくらい近づけるかな、横に座ってたらオーラをもらえるかなって思って今座ってます。僕は35くらいで絵本を描き初めて、せいちゃんよりも10年以上遅いんですね。絵本の世界に入って初めてお会いしたのが太田さんなんです。

その頃、せいちゃんと二人でヨーロッパ漫遊旅行に行ったんですね。ボローニャっていう町でブックフェアをやっていて、太田さんともお会いして、3人で旅行に行った。僕は絵本作家として、もちろん太田さんを知っていたんだけど、その方と旅行するので絵本の話をするのかなと思ったら、釣りの話しかしないんですね。ちょっと水溜りがあったら、横に座って糸をたらしている。困ったおじさんだなあ、水溜りのないとこ歩かんといかんなって(笑)。まあそんな付き合いです。どうぞ(笑)。

和歌山
今日も太田さん、何気ない上着着てらっしゃいますよね。でもよく見るとポケットが右側に二つついていて、すごいおしゃれなんです。私の周辺の女性画家の憧れの的でした。絵本の世界で一番ダンディー。すごい優しくて、それからとてもいたずらっこなんですよね。

太田さんは伊豆の紅屋って旅館の常連で、そこで一冊ずつ仕上げるんだけど、あるとき私も一緒に行って、他に多田ヒロシさんとかがいて、私一人が女性だったので4畳半の部屋に泊まったんだけど掛け軸が幽霊みたいで、怖かったんだけど太田さんに言ったら「そう?」って。そのうちトイレに行こうとしたら廊下に白いおばけがでて、何かと思ったらシーツをかぶった太田さんで。太田さん何時間そこで待ってたの?って(笑)。太田さんが60年の間子どもの本の仕事をされてきたのは、そういう子どもの気持ちがあるからなのかなって。

私も今年で70歳になるんですけど、1984年に太田さんと杉浦範茂さん、松井直さん、織茂恭子さん、いわむらかずおさんと韓国に行ったんですね。その頃の韓国はまだまだ絵本に目覚めていなくて、いわむらさんの海賊版が出ていて、しかも誰かが模写した海賊版で下手なんですよね。いわむらさんの絵はすごく上手な人じゃないと真似できないのに。今思うと買っておけばよかったなって思うんだけど。その頃、カン・ウーヒョンさんっていう絵本作家と太田さんは仲がよくて。講談社の賞を取られたんですよね。

穂積
『さばくのきょうりゅう』ですね。

和歌山
彼の案内で韓国を回って。それから15年くらいして日本で穂積さんが韓国の絵本の展覧会をされたら、びっくりするくらい素晴らしい絵本が並んでいました。韓国もすごい力をつけてきたなって。

1989年に日中児童文学美術交流センターっていうのができたんですけど、最初は名前に「美術」が入っていなくて、太田さんが是非美術を入れてほしいってことで入れてもらった。天安門の事件があった年で色々大変だったんだけど、太田さんに言われて理事になった。中国のことは何も分からなかったんだけど、1992年に上海と北京で日本の作家50人の展覧会があって行きました。そのときにすごくはまってしまって、穂積さんの協力で中国と韓国の本を集めるようになったんですね。

最近の中国と韓国の本は素晴らしくて、日本はいずれ追い抜かれると思っています。ここにある本を、会場の皆さんに回してご覧いただこうと思いますので、順番に回してください。
私の「アジア絵本ライブラリー」のきっかけを作ってくださったのは太田さん。田島さんたちのお仕事の発端にも太田さんがいて、午後にいいお話が聞けると思います。

征三
大八さんの展覧会に出ている『詩人の墓』、谷川俊太郎さんの詩に大八さんが、88歳か9歳の時に絵を描かれている。すずらん通りで展覧会を開いていたんだけど、絵を見てびっくりした。才能の一つに長生きっていうのがありますね。80代後半にあんな絵が描ける。半端な抽象じゃなく、オリジナリティのある、太田さんらしい緊張感のある抽象画。是非図録をご覧になってください。

常に新しいことをするにはどうすればいいかっていうのは大事なことなんです。大八さんと親しく仕事をさせていただいて、いつも側で見ているので、僕もそうなりたいと研究した結果、まず朝ごはんの後に歩いて喫茶店へ行ってコーヒーを飲む。必ず行かれるんですよ。それがいいのかなって。それで僕もしばらく駅の喫茶店まで30分歩いて通ってみた。しばらくしてからお会いして「あれやってますか?」って聞いたら「とっくにやめたよ」って(笑)。

それから太田さんに「お元気ですか」って聞くと必ず「もうすぐ死ぬよ」って言われる(笑)。こういう言い方をしていると長生きするんだなって。もう30年くらい前から言われている。僕も真似して人から「お元気ですか」って言われたときに「もうじき死にます」って言ったら「あ、そうなんですか」って言われたけど(笑)。
来月で92歳になられるんだけど、新しい分野に挑戦するのは、絶対に大事なこと。完成してまとめに入ってしまう人が多いんだけど、それをしない大八さんはすごい。

穂積
今のお話を聞いていると、征三さんはやはり科学絵本よりも創作絵本に向いている人なんだなって思いました(笑)。会場の皆さん、今の話は科学的な根拠のない話なので真似しないで下さいね(笑)。

和歌山
太田さんの抽象画は、一年に一回くらいの割合で展覧会を開かれているんだけど、注文された絵本の仕事じゃなくて、自分の世界を描かれている。太田さんが素晴らしい『詩人の墓』の絵を描かれたのも、当然だと思った。日頃から時間があれば絵を描いていて、絵を描くのが本当に好きな方なんですね。

穂積
会場ではアンデルセンの生誕200年の時に描かれたタブローも展示されていますし、図録には他の作品も載せられているので、是非ご覧下さい。今回この展覧会では、他の会場では出ていなかった作品があります。『ながさきくんち』は長崎にゆかりのある作品ということで、出させていただいているんですけど、とても楽しい絵本です。
昨日も展覧会のオープニングで子どもたちの龍(じゃ)踊りがあって、初めて見たんですけど、長崎の伝統的な祭を描いた本です。日本には沢山伝統的な祭があって、田島征彦さんも『祇園祭』を描かれています。是非、征彦さんからこの作品についてもお話をいただきたいと思います。

征彦
あの本を描くときは取材が大変だったんですけど、太田さんもそうだったろうと思います。僕のデビュー作なんですけど、最近復刊しまして、それがきっかけでもう一回祇園祭を見ようと思って。祇園祭っていうのは千年くらいやっている、世界で一番長く続いている大きな祭だから、30年前と変わってないかなと思ったら、ちょっとずつ変わってきてるんですね。応仁の乱で焼けた山鉾がちょっとずつ再建されていて、今は完全に再建された。あと「宵山」って言って夜中に暴れ観音が暴れまわる祭があるんですね。夜中ですから、昔は見ている人も2、3人くらいだった。2年前に行ったら夜中でも人がぎっしり詰まっていて、暴れられない。しょうがないから紐で囲って紐の中で暴れている。そんな風に祭って変わってきてるんだなって思いました。

穂積
同じくこの会場だけで出ている作品がありまして、『ガリヴァーがやってきた小さな小さな島』。福音館の「たくさんのふしぎ」で出ている作品ですが、月刊誌なのでもう出回っていないんです。文章を描かれている明坂英二さんは長崎の方で、展覧会を楽しみにされていたんですが、残念ながら先月お亡くなりになられました。冥福をお祈りいたします。

太田
ガリヴァーって人は船の船員だったんですね。その人が長崎に来たっていうのは面白いなって思った。長崎の出島って所は面白い場所だったんですね。象が来たりラクダが来たり、外国から入ってくる文化は全部長崎から始まっていたんだよね。料理も食べ物も。出島っていうところは外国文化の窓口として、すごいところだったんだと思います。

穂積
世界的に港町っていうのは異国情緒があって、外国のものが沢山入ってきているんですが、長崎はとりわけ、日本以外の文化がミックスされて現存していますよね。卓袱(しっぽく)料理のように。他の日本にはない文化がある。
今回長崎に来たら飛行機が満席で、沢山の観光客が訪れていて、どこに行っても「竜馬伝」ののぼりが立っているんですが、ここに高知の方が二人います(笑)。
高知と竜馬について、田島さん、一言お願いします。

征三
僕は伊豆にいるときは必ず竜馬伝を見てるんだけど、岩崎弥太郎が薩摩の密偵をしようとして捕まっているのを、竜馬が救い出すんだよね。で、岩崎に「おまん、金儲けもいいけど、これからの日本の行く先を見んといかんぜよ」っていうところが感動的で、僕も何かしないといけないなって思ったりして(笑)。いい番組ですよね(笑)。

大八さんは不真面目な人だけど、すごく真面目なところもあるんです。著作権を守るために組織を作ったり、イラストレーター会議を開いたり、絵本学会も大八さんが立ち上げた。そういう風に急に真面目になるので呆気に取られるときがあります(笑)。でも、大八さんの熱心さで全て実現しているんですよね。絵本学会っていう学会が立ち上がったことで、沢山の人が感謝していると思います。

和歌山
あと、大八さんは童画って言葉を使わないっていうこだわりをお持ちなんですよね。かわいいかわいい絵ではなく、描きたいものを描けば、大人でも子どもでも受け入れてくれる。だから童画という言葉ではなく、イラストレーションという言葉を使ってほしいって、イラストレーター会議を立ち上げられた。一緒に会を立ち上げられた堀内誠一さんとはいつも一緒でしたし、ヨーロッパを一緒に回られたりしていました。

太田
45年くらい前は、絵描きの地位はなかったんだよね。例えば、ある画家の絵本が受賞したときに、授賞式で出版社と作家が椅子に座って、画家は立たされていて、僕はそのことに猛烈に抗議したことがあった。昔は本が出ても、さし絵画家の名前は表紙に書かれなかった。そういう時代だった。昔は編集者が下書きを描いて、絵描きに「こういう風に描きなさい。子どもはかわいく」とか指示を出してたんですよね。それなら編集者が自分で描けばいいよね(笑)。それくらい45年くらい前は絵描きの地位はなかったんだけど、色んな運動をして、絵本画家が市民権を得るようになった。

穂積
そういう時代を経て日本は変わってきたんですよね。太田さんは絵本作家の地位確立を牽引してくださった。その結果日本の絵本は質が高くなって、外国でもどんどん出版されるようになりました。はじめは韓国や台湾で、日本の本が沢山出版されて、それから10年もしないうちにその国から素晴らしい作家が沢山あらわれてきた。和歌山さんがおっしゃったように2000年に韓国の絵本展をさせていただいたんですけど、今度は日本の作家の皆さんが衝撃を受けられた。韓国では先ほどのカンさんや、やはり太田さんと親しいリュウ・チェスウさんが絵本の世界を引っ張ってこられた。

和歌山さんが日本の絵本は負けてしまうかも知れないとおっしゃっていたけど、勝つとか負けるとかではなくても、絵本が変わってきていることは確かです。新しい作家の方も沢山育って来ていて、今後どんな活躍をされるか興味があります。一方で出版界は、電子書籍の時代に直面している。出版社や編集者は要らなくなるんじゃないか、という危機感がある。
個人的には、絵本は絵本で、電子書籍というメディアに負けないような物を作る、売れればいいというのではなく、良いものを作ろうという意識で、これからも良い作品が沢山出てきてほしいと考えています。

征三
太田さんと1960年代からの絵本について、もうちょっとまとめたいなと僕自身も思ってて、そういうことをやるのが絵本学会の役目なのかなって。今回の絵本学会の会誌の特集は赤羽末吉さんの生誕100周年。赤羽さんは大八さんよりさらに10歳上なんですが、赤羽さんは途中から50歳くらいの時に絵本の世界に入ってこられた。そこが赤羽さんと大八さんの違いなんです。大八さんは若い頃から、童画の時代からずっと歩まれてきたんですね。童画家の人たちと付き合いながら、なおかつ新しいことをされて、自分を確立された太田さんは、もっと注目されていいアーティストだと思っています。

和歌山
太田さんが引っ張ってこられたアジアの絵本についてなんですけど、今アジアの中での日本の立場は、とても弱く見えます。太平洋戦争から65年たってそういう状況が続く中で、太田さんの気持ちは「みんな争わずに、友だちになろうよ」というのが、強くあると思うんですね。私もその気持ちを私なりに酌んで、中国にも韓国にも絵描きの友だちが沢山できて。私たちは60年安保がはたちのときでした。それからベトナム戦争があって。田島さんはベトナム戦争の反対運動をされていて、それからごみ問題。いつも戦っている人です。でもその大本には太田さんがいて、太田さんの戦いがあった。

今韓国の絵本がよいのは、作家の皆さんは60年生まれが多いんですけど、80年代に民主化運動で戦ってきた人たちなんですね。私たちはみんな戦ってきた。征彦さんもいつも戦っている人ですよね。絵描きっていうのは反体制側で戦わないといけないものだと思っています。太田さんが20年も前に、先を歩いて下さっているので、私はこのあと一年に一冊ずつ描いても、20冊はよい絵本が描けるなと思う。年を取るのが楽しみなんです。
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2010年12月02日

「WAVE in ながさき」会場風景

2010年11月20日(土)と21日(日)に長崎県美術館で開かれた、WAVE in ながさき の様子をご紹介します。近日中に、内容もご紹介いたします。

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小野明さん

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吉川和孝さん(佐川美術館学芸員)

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左から、田島征三先生、和歌山静子先生、田島征彦先生、太田大八先生、穂積保(こどもの本WAVE代表)

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田島征彦先生

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田島征三先生
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2010年11月02日

WAVE in ながさき お申込みについて

WAVE_nagasaki.pdf

WAVE in ながさきのチラシをアップいたします。申込み方法やイベントの詳細は、こちらでご確認ください。


【お申し込み方法】【先着順】

下記宛先に、希望の企画名(例:WAVE1-A)、氏名、年齢、住所、電話番号、FAX番号を明記の上、FAX、ハガキ、E-mailのいずれかの方法でお申込下さい。
数日中に受付確認のご連絡をハガキにていたします。
複数のイベントへのご参加も歓迎です!!

FAX 095-833-2115
E-mail workshop-01@nagasaki-museum.jp
ハガキ 〒850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号
    長崎県美術館「WAVE in ながさき」係

※参加者全員の氏名、年齢、住所、電話・FAX番号をお知らせください。
※定員になり次第、応募を締め切らせていただきます。
※都合により内容等が変更になることがありますので、予めご了承ください。

◎第一日目 11月20日(土) 13:00〜 受付
 イベント番号【WAVE 1-A】
 第一部 13:30〜14:30 講演「15人の絵本作家とその作品」
 講師: 小野明(フリー編集者)
 イベント番号【WAVE 1-B】
 第二部 14:40〜16:10 講演「太田大八・60年の画業」
 出演: 吉川和孝(佐川美術館学芸員)

◎第二日目 11月21日(日) 10:00〜 受付
 イベント番号【WAVE 2-A】
 第一部 10:30〜11:30 シンポジウム「日本の絵本 戦後60年の歩みPart3」
 出演: 太田大八、田島征三、和歌山静子、田島征彦
 イベント番号【WAVE 2-B】
 第二部 13:30〜15:00 講演「絵本と落語」
 出演: 田島征彦(染色家・絵本作家)
 イベント番号【WAVE 2-C】
 第三部 15:10〜16:40 「僕の絵本」
 出演: 田島征三(絵本作家)
(第二日目終了後、出演作家によるサイン会を予定)

●参加費:無料
●参加対象:中学生以上の方(小学生以下は保護者同伴でご参加ください)
●定員:各回100名

みなさまのご来場をお待ちしております。
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2010年10月05日

WAVE in ながさきのお知らせ

■長崎県美術館にて「WAVE in ながさき」が開催されます!
http://www.medialynx.co.jp/mediahp/new/index.htm#101121

WAVEが2010年秋、長崎にやってきます!!

日時:2010年11月20日(土)〜21日(日)の2日間
会場:長崎県美術館 2Fホール

「WAVE in ながさき」では、絵本作家や絵本の仕事に携わる方々を講師に招き、
講演やシンポジウムを開催します。皆さまのご参加をお待ちしております。

◎第一日目 11月20日(土) 13:00〜 受付
 第一部 13:30〜14:30 講演「15人の絵本作家とその作品」
 講師: 小野明(フリー編集者)
 第二部 14:40〜16:10 講演「太田大八・60年の画業」
 出演: 吉川和孝(佐川美術館学芸員)

◎第二日目 11月21日(日) 10:00〜 受付
 第一部 10:30〜11:30 シンポジウム「日本の絵本 戦後60年の歩みPart3」
 出演: 太田大八、田島征三、和歌山静子、田島征彦
 第二部 13:30〜15:00 講演「絵本と落語」
 出演: 田島征彦(染色家・絵本作家)
 第三部 15:10〜16:40 「僕の絵本」
 出演: 田島征三(絵本作家)


※参加者の募集は11月1日からを予定しております。応募方法については、追って記載いたします。
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